メモリー
パソコンのパーツで交換したがる人も多いメモリーです。
CPUはパソコンの頭脳になりますが、メモリーの役割はなんなのでしょうか。 中央処理装置が作業するのに使われるのがメモリーで、大きなスペースがあれば それだけスムーズにパソコンも作業することができるでしょう。 パーツとして探したり購入するのならまずはデスクトップ用とノートパソコン用 があることを把握しておきましょう。ノートパソコン用のメモリーはデスクトップ のパソコンには使えませんし、逆もまた使うことはできません。 性能がどうのこうのではなくサイズが違うので、無理矢理取り付けて使用する ようなことは絶対にやめましょう。 規格にはDDR、DDR2、DDR3などがありますが、最近ではDDR3が 最も多く使われているのでもし自分のパソコンに適するのがわからなければ、 DDR3を買って勝負してみるのが勝率が高そうです。 でも調べればすぐに分かることかもしれませんしそんな勝負は避けて確実に使える 規格を選ぶため、自宅に戻って調査して後日購入するのが一番賢い方法です。 どこを調べればいいのかわからないのなら、マザーボードに対応しているかが問題 になるのでショップに持ち込んで店員さんに聞いてみればいいでしょう。 デスクトップのパソコンをそのまま持参するのは大変ですが、周辺機器や余計な パーツを取り外したマザーボードだけならそんなに重くもありません。 そして店内を徘徊している店員さんに「このマザーに対応するメモリーが今日中に 欲しいのですが」と声をかければ万事解決します。 それが嫌ならマザーボードの説明書をよく読めばどこかに対応する規格が記載 されていますので、隅々まで目を通せば答がみつかるでしょう。 説明書を紛失してしまったとしてもまだ諦めることはありません。 マザーの型番さえ分かればインターネットを駆使して調べることができるので、 製造メーカーのホームページへ行って対応する規格を調べることができます。 このように規格はマザーボードに合うものを選びますが、容量は自分の満足する 物を選んでもらえばオッケーです。 基本的に2枚1組で、2GBのメモリーを2枚で合計4GB、といった形で パソコンに取り付けます。 最近では大容量化も進んでおり4GBや8GBのメモリーも普通に市販されて いるので、10年前には考えられなかった10GB以上のメモリーを積んだパソコン も珍しくはなくなってきました。 また新品のメモリーは2枚1組で売られていますが、合計4枚取り付けられる パソコンにならそれを2組取り付けることも可能です。 4GBを4枚の合計16GBのメモリー、といった具合です。 ここはマザーボード次第なのでどんなパソコンにでも4枚使用することが出来る わけではなく、特にノートパソコンは2枚しか取り付けられないタイプが多い ので性能面ではデスクトップに劣ることになりそうです。 注意しなければならないのは基本2枚1組であることで、1枚壊れたから残りは パソコンショップに買取してもらった、というケースでは中古品が1枚だけで 流通することも考えられます。 それを手に入れて自分で使う場合は、正しく動作するかどうかはやってみなければ わからない、ひょっとしたらメモリーが認識されず使えない、なんてこともあり えるのでその覚悟をして購入するかどうか決めましょう。 また少し古いOSでは4GBまでのメモリーしか認識されませんので、どんなに たくさん取り付けても無意味になります。 古いOSとは32bitのOSで、64bitのOSなら問題ありません。 それを踏まえてもしもOSを選択する余地があるのなら、その機会が訪れたのなら、 64bitのOSを選ぶようにしましょう。 ですが4GB以下のメモリーならどちらでも関係ありません。